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看護師が働く現場ではどういった不調が起こりがちなのか

「不調」を脱して前向きに働こう!

現場で起きている「不調」とは

現場で起きている「不調」とは

現場で働く看護師が抱える心身の不調とはどういったものでしょうか。詳しく見ていきましょう。

腰痛・肩こり

看護師が抱える身体的な不調としてまず挙げられるのが、腰痛です。日本看護協会によれば、看護師が抱える業務上における疾病のうち、約8割が腰痛であることが判明しています。患者の移乗介助や体位変換など、看護師は身体的な負担の大きい作業が多いです。加えて、基本的に立ち仕事なので、腰には常にストレスがかかっている状態です。業務中に発症した腰痛によって、労災認定を受けるケースも少なくありません。いわば職業病といえるもので、腰痛への対策は非常に必要性が高いといえます。
また、肩こりに悩む看護師も多いようです。体位変換などの業務に加え、点滴や薬剤の準備などの緊張感によって、肩には大きなストレスがかかります。腰痛に近い要因で起こるため、腰痛と肩こりを併発するケースも少なくありません。こういった身体的な不調には早期の対策が必要になります。

慢性的な疲れ

疲れが抜けない、常に倦怠感がある、といった症状に悩む看護師も多いです。これは、過重労働による疲労が原因です。看護師は日勤や夜勤、早番、遅番といった不規則な勤務形態で働くことになります。職場によっては長時間労働や残業も発生するでしょう。これによって十分な休息を取ることができず、慢性的な疲労に悩まされてしまいます。日本看護協会が2021年に行った調査では、「新型コロナウイルス感染症が流行する前と比べて心身の変化はあったか」という質問に対し、慢性的な疲労を感じることが「とても増えた」「やや増えた」と回答した看護師は全体の57%にもなりました。この結果からも、常に不調を抱えている看護師が増えていることが分かります。
また、不規則な勤務形態は生活リズムの乱れにもつながります。特に、夜勤明けは睡眠の質が下がるため、十分な休息を取ることができません。睡眠の質が低下すると疲労が溜まりやすく、集中力も低下してしまいます。その結果、メンタル面に悪影響が及ぶケースも少なくありません。

メンタル面の不調

精神的なストレスによるメンタル面の不調を訴えるケースも多いです。看護師は患者の命に関わる責任の大きい仕事です。また、同僚や他職種との人間関係、インシデント対応などもあり、精神的な負担が大きいです。様々な要因が重なった結果、精神的に参ってしまいます。

手荒れ

感染予防対策のために、看護師は頻繁に手洗いやアルコール消毒を行います。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、以前よりも頻度は上がっています。手の皮脂や水分が失われて、乾燥やひび割れ、かゆみなどの症状につながります。

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