特に多いのはメンタル面の不調
メンタル面の不調に悩まされるケースも少なくありません。うつ病が疑われる場合は早期に受診しましょう。
なぜ不調を感じるのか
看護師は女性の割合が多い職業です。そして、日本におけるうつ病患者の約7割は女性といわれています。女性は月経周期や妊娠・出産、更年期などの影響でホルモンバランスが変化しやすく、ストレスを感じやすい傾向にあります。これがうつ病の原因になるケースも少なくありません。それに加えて、看護師という仕事の特性上、メンタル面に不調を感じることが多くなります。
事実、長期休暇を取得している看護師の3分の1はメンタル面の不調が理由です。全ての人がうつ病というわけではありませんが、うつ病患者の数は年々増加しています。うつ病を発症するきっかけは人によって異なりますが、精神的なストレスやショック、生活リズムの乱れなどが深く関わっています。看護師は不規則な勤務形態なので、生活リズムが乱れがちです。それに加えて、患者の命を預かる責任の大きい業務を任されるため、精神的な負担が大きいです。その結果、うつ病を発症するリスクが非常に高くなります。また、人間関係がストレスになることも少なくありません。看護師は異動などで人の入れ替わりが激しいので、ストレスを感じやすい傾向にあります。
自分はうつ病になっていないか
うつ病は、精神的に不安定な状態が長期間続くことで日常生活に支障をきたす病気です。物事に対する関心や意欲が失われ、無気力な状態が2週間以上続く場合はうつ病の可能性が高いです。食事を摂れない、眠れない、といった日々の暮らしや健康に大きく影響が及ぶ症状が出ます。過労や風邪などと勘違いして見過ごされるケースも多いので、うつ病が疑われる場合は早期に対処しなければなりません。1人で悩んでも、かえって症状が悪化してしまいます。メンタル面の不調を感じる人は、セルフチェックをしてみましょう。以下の項目に当てはまるものがいくつあるか、チェックしてください。
「ほぼ毎日、1日中気分が落ち込んでいる」「周囲の物事に興味が持てなくなり、これまで楽しかったことも楽しいと思えなくなった」「食欲の低下や過食によって急激に体重が増減した」「寝つきが悪い、途中で目が覚めるなどの症状が続いている」「普段よりも会話や動作が遅くなったり、イライラしたりすることが多くなった」「疲れやすくなり、気力が失われた」「自分は価値のない人間だと感じたり、それによって周囲に罪悪感を覚えたりするようになった」「集中力が低下して考えがまとまらなくなった」「自分を傷つけたり、死にたいと思うことがあった」
以上の項目のうち、4項目以上、もしくは最初の2項目に当てはまる場合は、うつ病が疑われます。該当する場合は、早期の受診をおすすめします。
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